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今年も残すところ1週間を切りましたが皆さん如何お過ごしでしょうか。年の瀬も迫り寒さが厳しくなってきました。暖房器具やOA機器が多くなるこの季節、使用電力量がオーバーしてブレーカーが落ちてしまうご家庭も少なくないのではないでしょうか。実は弊社でも一昨日、増え続けるPCやOA機器の影響で、オフィスのブレーカーが頻繁の落ち、仕事にならない状況になってしまいました。電気屋さんに調べて貰うと「オフィスに取り込まれている電力量は60A200Vまたは120A100Vで充分ある。ないの電気回路」とのこと。電気配線にはコンセントをいくつか束ねたグルーピングがされていて、そのグルーピングごとに上限使用アンペアが決まっているんです。通常は100V15A。つまり60Aなら4系統必要なんですが、このオフィスでは2系統しか配線されていなかったんです。コンセントの数はそれなりにあっても、これでは仕方がないんです。今度、増設してもらうことになります。

ところで電源増設のレベルにも色々とあるってご存知でしょうか。一番大きいのは分電盤から交換が必要か(配線できる数の絶対量が足りない時)、その先の配線のみで良いかの違いです。当然、前者の方が大工事になるので費用もかかってきます。あとは分電盤から先の系統を増やす際に配線を露出にするか中に埋め込むかというのは見た目状とても大きな部分です。良心的な職人さんだと何も言わなくても、埋め込みで綺麗に仕上げてくれますが、安かろう悪かろうな会社にお願いすると、見てくれの悪いモールが壁や天井の至る所に這い回った仕上がりになってしまいます。埋め込みの場合、床から回せるか天井から回すかは建物の構造によって変わってきます。床から回せるのは、比較的新しいオフィスビルのように床が2重になっている場合のみです。カーペットをめくって、下に何が見えるか(コンクリートだと2重底ではない)またはベランダの床と室内の床に高低差があるかを見れば確認ができます。床から配線できる場合にはとっても増設作業も楽です。床が駄目なら天井からです。オフィスビルの場合には点検口の所で結線しているので、そこをポイント・ポイントにして、分電盤から追加した線を繋いで新しい電源コンセントまで配線していく作業になります。これは職人さんに言わせると、とっても大変な作業になるようです。(特に線を次のポイントに通していくところが大変)

住宅設備のインフラとして電源系統がしっかりしたキャパシティーになっているかどうかはとても大きなテーマです。よくオフィスビルを借りる時にアンペア数を気にする方はあると思いますが、実質はこのような電気系統がしっかり契約アンペア数に対応して分けられているかということに左右されるということを頭に留め置かれて下さい。そして「貸す」立場にある大家さんは、ご所有の物件の電気系統を把握しておかれることをお薦めします。

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