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賃貸経営コラム

賃貸経営に役立つ様々なコラムをお届けします。

ペットと共に暮らす賃貸。テーマ性のある物件として興味深かったです。

1)ペット可賃貸の需要と供給

マンションでペットを買う人が増えてきました。一人暮らしの人の相棒として、DISKSの共通の愛情対象として、老後の慰みとして・・・

東京都の生活環境課の統計データによると、分譲を含めた集合住宅でペットを買っている人は1割だそうです。かたやペットを飼うことができる賃貸住宅の数は全賃貸物件の5%のみです。潜在ニーズが分譲と同じくらいあるとすれば、賃貸のペット可物件の数はまだまだ足りていないということが判ります。

2)ペット可物件

以前からあった「ペット可物件」というのは、ペットと住む人に対して許可するレベルであったような気がします。「本当は買ってほしくないけれど、仕方がないから買っても良いよ」というニュアンスです。

大家さんが渋る理由の第一は物件が汚れることでしょう。壁や床がひっかき傷などで痛みが多く補修にお金がかかること。それから臭いの問題でしょう。糞尿を含む動物臭が染みつくとなかなか取れないと言われています。ひとたびペット可にしてしまうと、その人が転居した後も、もうペットを飼わない人に嫌がられて入居してもらえなくなるのではという恐れもあると思います。

ペットを飼う人、飼わない人、両方のニーズを満たそうとしても無理があるし、ペット可のみでずっと賃貸していくにも将来的な展望が持てないということだったのではないでしょうか。

3)ペット共生型専用マンション

そこで登場したのが、ペットを飼う人に特化した「ペット共生型」物件です。今までの様に後ろ向きにではなく、「ペットが喜ぶ住宅、ペットとともに暮らす人に喜んでもらえる工夫のある住宅」というものが多くなってきているようです。

4)ペット共生型の特徴

今回見学した物件を例にその特徴は以下の通りです。

ペットに対応した建材

フローリングは汚れや傷に強いもの(オレフィン樹脂)、壁クロスはツメが入りにくいものを使用。

ペット用の共用スペース

1階共用部分にシャンプー台やドライヤーなどを備えたグルーミングスペースを設置。

ペット専門ショップを併設

ネコ専門のペットショップが1階にあります。マンション入居者の外泊時にはペット預かりのサービスも行うようです。

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