2階で特徴的だったのは、以下のような点です。
映画館リビング
図面のリビングとダイニングを繋ぐ部分は階段です。ダイニングの方が4-5段高くなっていて、この階段に腰を下ろして、同じく階段にプロジェクターを設置して、リビング側面のスクリーンに映像を投影する。そんな使い方を想定して、階段横壁には電源コンセントが設置され、リビング壁にはスクリーンを引っかける金具が取り付けられています。図面左の物件では対面式キッチンになっているので、炊事をしながらも見える！こんな贅沢な空間が賃貸物件であること自体とても驚きです。
システムキッチン
収納棚が木材に塗装をした手仕上げのものであったのが新鮮でした。シンクやコンロや水洗・給排水といった機能が最優先のパーツと違って、収納棚の部分はシステムキッチンメーカーのものでなく独自仕様のサイズ・材料・カラー・仕上げで作るのも良いと感じました。
もう１つ特徴的だったのはシステムキッチンをオーダーで作られていることでした。ステンレストップのシンク、コンロはどのデザイナーズ住宅でも共通なもののようですが、ワークトップ下の収納、あと吊り収納が木に白色塗装したものであったことが注目されました。収納までセットになったメーカー提供のシステムキッチンでなく、収納部分は独自に設計し作り込むことにより、比較的安価にハイクオリティーなシステムキッチンを実現していました。
カテゴリー： 「東急デザイナーズ賃貸（TOP-PRIDE)」
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