多様化する賃貸
分譲マンションで流行しつつあるSOHO住宅やコンバージョン住宅といった新しい住まいのスタイルがもう賃貸でも出はじめてきました。多様化する居住者の生活をサポートする様々な賃貸物件が今後増えていくことでしょう
コミュニティー型住宅
このマンションのタイトルも「クリエーターズ・ビレッジ」。創作者の村。「同じような価値感・生活スタイルを持つ人が住んで・働いて・刺激し合える村を築きたい」という企画者側の願いが感じられます。
コミュニティー型住宅はそんな古今東西の歴史をベースにして、より現代的な衣装でもって提供されつつあるように感じます。オーダー住宅の世界では注目されているコーポラティブ住宅というのも、この流れの一環としてとらえられるのではないでしょうか。
オフィスに近いSOHO
今回見学した物件は住宅というよりもオフィスに近いSOHOでした。元々オフィスをコンバージョンしているので無理もないかもしれません。立地的にも生活に必要な買い物場所が近くにあるわけではないので、やはり住む場所は別にちゃんとあって、平日はここに寝泊り、休みは本宅でゆっくりする。そんな働く為のセカンドハウス的なSOHOでした。
SOHO賃貸の価格
48�屬�1ルームで家賃が275,000円。坪あたりの値段は18700円。これは立地、利便性を考えれば決して高い価格ではありません。普通のオフィス機能に加えて、「生活機能の追加による付加価値」分が含まれているわけですから。「忙しい時は家に帰る時間を節約できて、仕事場で調理・食事ができて、リフレッシュの為のシャワーや着替えの洗濯までできる機能付き」のオフィスとして考えれば、この賃料を魅力的に感じる人がいるでしょう。現にショールーム公開3日目にして既に1/4が予約済みでした。
SOHOな生き方
仕事と生活の場を一体化させるという生き方をする人が雑誌などで注目を集めています。自らの興味・好奇心を原動力に新しいモノを生み出していくクリエーター的な生き方、そのシンボルとしてSOHO住宅は益々注目されるかもしれません。
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