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4Fの見学者限定の施設を見せていただきました。「201X年の生活」と名打った近未来を想定した短い映画でした。4人家族の生活シーンを見せることで、未来の生活を描いた映像。冒頭のシーンから印象的でした。夫はナノテクとITを融合した住宅デザイナー。仕事の移動で車に乗り込むと、そこは一時の妻とのコミュニケーションの場に。車の前面の透明なウィンドウが一転コンピューターモニターに切り替わるり、リラックス映像と共に自宅にいる妻の顔が映し出される。「ユピキタス」(何時でも何処でもネットワークに繋がって情報伝達・操作できる環境)を語る時、今は携帯電話やPDAのみが多く語られていますが、ここでは車の視野に入れられていることが判ります。あと、プロジェクター機能付きの携帯電話で、映像データをノートとかに壁に投射して皆で見ているシーンも印象的でした。

短編の映画が終わると、すぐ横のコーナーに案内されました。そこには201X年の住宅が原寸大で展示されていました。写真がないので判りにくいかもしれませんが、ここでも印象的だったことをまとめてみます。

玄関のセキュリティー

バイオメトリクス認証という最新の技術を使ったセキュリティー。 バイオメトリクス認証とは個人の体や行動の特徴を利用して認証を行う方法。あらかじめ生体情報を登録しておき、それとの照合で入館可否を判断するというものです。具体的には指紋、声紋、虹彩などがあります。このモデルでは複数の要素の複合で認証するというモデル(声と顔など)でした。

エージェントロボット

住まいの新しい執事(電脳執事?)として、姿形を変えて住宅内のいたるところに存在する機能のことを「エージェントロボット」と呼んでいました。松下グループが目指す新しい住宅のキーワードのようでした。家族のメンバーそれぞれエージェントが付きます。人の好みを知っていて、必要な時に情報をひい出してくれたり、住宅設備を制御したりしてくれる。また学習効果もある。そんな機能のようです。まだコンセプトベースでこれから実装(ソフト開発)に着手していくというフェーズのようです。

一面に移るPCモニター

書斎に入り専用ソファーに座り携帯端末をクレードルにセットすると壁が一転、パソコンモニターになります。映画で見た車の前面ガラスがモニターになるのと同じような部屋の仕切壁はモニターになるという設定です。こちらも製品企画を具体化するのはこれからです。ここではプロジェクターで後ろから同期をとって壁に投射して見せていました。近い将来こんな書斎が実現するなら、住宅とIT機器が合体してしまう訳で、松下ならやってくれるかもしれないと期待感を高めました。

ダイニングテーブルの天板がモニター

ATMのタッチパネルのように、ダイニングテーブルの天板にコンピュータのタッチパネルが組み込まれていて、これを使って家族で旅行の相談するという設定がされていました。操作画面も今のPCのような固いものではなく、魚がアイコン替わりにユラユラと泳いでいたりと誰にでも馴染めるモノがイメージされていました。画面には前述の家族メンバーごとのエージェントのアイコンも揺らめいています。現在よりもっと人に優しくて他者との対話もあるのパソコン操作のイメージです。家族の団らんのコミュニケーションツールとしてITを部屋に組み込むというコンセプトと解釈しました。

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